イギリスが教えてくれた
大人のおしゃれ
マークス寿子
大和書房
著者については、イギリス貴族と結婚・離婚、大学教授、時々テレビでも見かける方くらいの知識しかなかったが、とりあえず知っている名前の方だったのと、先のドイツの家事の本に辟易していたので借りてみた。
まぁ、著者がおしゃれじゃないとターゲットにしている日本の中高年女性に本の内容を言っても所詮無理ではないだろうかと思われる。
言いたいことはよくわかるし最もだとも思うけれど、普通の主婦にイブニングドレスを着てパーティーに出席するなんてことがあるのだろうか。そして、そのためのドレスは専属のデザイナーに作ってもらったほうがいいなどと、言われても全く生活に即していないので何の役にも立たない。ドレスコードについても、そんなことを指定して届く招待状なんてないし。強いて言えば結婚式くらいではないだろうか。
若干、時代のずれを感じたので発行日を見てみると1998年だった。ファッションなど時代で変わっていくものについてはなるべく書かれた時に読まないと、何とも的外れな感じがするものである。
まぁ、いつまでもおしゃれ心を忘れてはいけないということで…。
ニューヨークの
お茶の間かわら版
江崎眞佐子
主婦の友社
ドイツ、イギリスについて書かれた本を読んだので、ついで?にアメリカものも読んでみた。サブタイトルは「新・アメリカ人間模様」新聞等に掲載されたものをまとめたものだそうです。「新」とついているので、当然前作があるようです。
内容については、出版年が古い(昭和58年)ので、今考えるとちょっと変って思えることがありましたが、まぁ、アメリカ人気質がなんとなくわかるような感じです。
電話の普及で手紙を書かなくなったことについて触れられていましたが、携帯やメールが普及する前のことなので、著者はこの現状についてどう思っているのか聞いてみたい気がします。
それから、アメリカ人は赤ちゃんの時の親子の触れ合い(抱っことか、添い寝)が少ないので、大人になってから人目も憚らずいちゃつく云々とありましたが、これも今時の若者の様子をどう思っているか気になるところです。
また、女性が、妻や女性という立場はあっても母という立場が薄い感じなので、母は娘と「女のたたかい」を繰り広げることについて、アメリカのドラマなどを見ていて納得するところがありました。
家族でおでかけ 中国
家族でおでかけ 九州
旺文社
月末の旅行のために、地図をコピーしたかっただけという不謹慎な目的で借りる。内容についてはテーマパーク等の説明ばかりで、旅行ガイドではないのであまり役に立たず。
日本れんが紀行
喜田信代
日貿出版社
パラパラとめくった時、見なれたレンガの建物があったので借りてみました。
読んでいくうちに著者は長崎出身者で、現在は北海道在住とのこと。また、長崎は日本におけるレンガ発祥の地でレンガの建物が多いのだともわかりました。
興味深い話もあったのですが、文芸作品などと違い、研究レポートみたいなものなので文章が読みづらく、また印刷、編集の都合でしょうが内容の写真が別ページにまとめて記載されてあるので、非常にわかりにくく面倒でした。このような編集方法では本を傷めやすいのではと思いました。
しかし、一主婦が子育てを終えて放送大学に入り趣味を極められ、更に研究を続けられていることは素晴らしいというか、見習いたいことです。

2004年11月

うそうた堂の
ごきげんオーケストラ
吉沢深雪
ブロンズ新社
大好きなCat Chipsの第2弾。第1弾は持っているのですが、これは買うタイミングを逃し、すっかり忘れていたので借りてみました。
Cat Chipsとは18匹の猫の兄弟の話で、出会いは、このシリーズの食器を猫好きの私に友人がプレゼントしてくれたことです。
ほのぼのとした、ただただ癒されるかわいい絵本です
ねこの小さな手作り雑貨
吉沢深雪
ブロンズ新社
同じく吉沢深雪さんの本。イラストレーターである彼女は暮らしにちょっとした手作りを提案している本もたくさん出していて、そのうちの1冊。雑貨にまつわるエッセイとイラストと作り方が見開きで載っており、エッセイ集、絵本、雑貨のレシピ本がひとつになった1冊。
暮らしに手作りをすこし
吉沢深雪
主婦と生活社
こちらは猫が関係ない手作りのレシピ本。雑貨から、服、バスエッセンス、アロマ、料理まで幅広く掲載されています。
また、「手作りの暮らし訪問Diary」と題してお友達の料理家の飛田和緒さん、イラストレーターの三好貴子さん、作家の廣瀬裕子さん宅を訪れて、それぞれの「手作り」を紹介しています。
ひとり暮らしのおいしい食卓
吉沢久子
講談社
レシピ本と思って借りたらそうではなく、食と食に関しての暮らし方の提案といった感じ。
とても読みやすく、素敵なおばあちゃんなんだなってことが文面からもよくわかります。
年をとってひとりになってもこんな風に生きていられたらいいなって思いました。
お年寄りのための
ひとり分料理
佐伯知美
主婦の友社
食べ物の好みが夫とあわないと、自分が食べたくても、ひとり分をわざわざ作らなくなってしまう。そんな時に役立つレシピがいっぱいありました。
ひとり分の材料の使いまわしが工夫されたレシピで特別に凝ったり変わったものではないので参考にしやすい。
フライパンはえらい!
松田美智子
講談社
タイトルどおりのレシピ本。料理教室のスタッフのまかない料理など、簡単ですぐできるものが満載。
でも、実際に作るかといえば???何品かは挑戦したいものありましたが。
ローマのかくれんぼ
ロベルト・シュナイダー
/シドラ房子 訳
三修社
まえがきもあとがきもなく、いきなり物語は始まる。主人公は9歳の女の子。
パパはいないらしい。ママの恋人(新しいパパ候補)を認めたいのと拒絶する気持ちの間で揺れ動く。そんな中、サンピエトロ寺院に遠足へ行き、先生の目を盗んで友達とかくれんぼに興じる。そのうちひとりだけ迷子になり、法王の部屋へ入ってしまう。
そこで語られる法王の過去。子供の頃に父の死に際に父の目に見た光。そして、大人になって好きな女性の目の中にも同じ光を見、そして80歳を前にはじめて、その光は相手の目に映った自分の目、つまり心を映していたと気づく。
女の子とひと時を過ごした4週間後法王は亡くなる。女の子は新しいパパを受け容れる。
大人のメルヘンです。